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ツーリングキャンプにあたり、一番肝となるのが「テント」。しかし、テント選びは重さ・設営・予算・機能… と検討事項が多くて悩みどころですよね。
特にソロ・軽量バイクでのキャンツー初心者は、費用を抑え、設営も簡単な積載しやすいテントを選びたいはず。
この記事では、キャンツーオーナーの筆者が実体験に基づき、「失敗しない」ための4つの必須基準と、予算2万円以内のコスパ最強おすすめテント6選を徹底解説します。
テントタイプ(3種)
最初にテントのタイプ紹介です。よくあるソロ用のテントをザっと分類すると以下のようになります↓

所感ですが、初心者はドーム型(自立式)が最も簡単でおすすめです。ドーム型は強風でなければ最悪ペグダウンも不要ですが、他2種類はペグダウンが必須なので初回としての難易度は多少高いです。
ただ、基本的にペグ打ちはした方が良いので、今回は自立式でも非自立式でもどちらでも大丈夫です◎(特に非自立式を選ぶ場合は、キャンプ行く前のテスト設営を推奨します)
失敗しない!ツーリングテント選びのPoint4選
私が考える大事な要素は以下。
特にツーキャンでは「軽量コンパクト」「設営の楽さ」が最重要◎
1. 軽量コンパクト
重さは、「5kg以下」を目安に選びましょう!
筆者のテントは4kgですが、正直4kgでギリギリの重さと感じます(これ以上重いと怠さが勝つ気がします🤔)
コンパクトさ(持ち運び時の大きさ)は軽量さに基本的に比例するので、軽量であることをベースに選ぶと良いです。
2. 設営の楽さ
「軽量コンパクト」と並ぶ大事なPoint。本当にザっと分けると3パターンくらいに分類できます↓
結論、「ワンタッチで楽」か「それ以外から選ぶ」の基準で大丈夫です!
色々調べましたが、ワンタッチ式以外の場合、「ソロ」「ツーキャン」「リーズナブル」という前提条件であれば、設営の難易度はそこまで大差が無い気がしているためです。
3. キャノピー有無
キャノピーとはいわゆる「ひさし(庇)」のことです。ツーリングでの軽量化を求める場合、このキャノピー付のテントが良いと考えています◎
キャノピーが無い場合、別で「タープ」を購入する必要があります。その場合、設営作業が増えたり嵩張ったりするので、テント一体型の方が良いと思います。
4. カラー・デザイン
テントはキャンプ道具の中でも存在感が大きく、キャンプモチベを左右します。バイクと一緒で見た目やカラーが気に入るかどうかは意外と大事なので、デザイン・カラーが好みのものを選んでください🙏
5. その他
その他に個人的に大事だと思う視点もご紹介します↓
ちなみに、本記事の後述で紹介するテントは、基本的に上記の要素は満たしているものですので、ここで細かくお話しするのは割愛します。
おすすめツーリングテント6選
価格帯が高くなりすぎないよう、基本的に2万円以内で選定してみました。
※以下、金額は2025/11/08時点の各ECモールを参照
Coleman「ツーリングドームST」(¥15,000~20,000)
この界隈では一番有名かもしれません。筆者もコレです。コスパが良く、初めて買う分には申し分ないです◎


| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約4.0kg | △ |
| 室内サイズ | 約210×120×100(cm) | 〇 (1.5人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 約49cm×Φ19cm | 〇 |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | 通常(10~15分) | 〇 |
| 値段 | ¥15,000~20,000 ※筆者は2025年9月に¥15,815で購入 ※ツーリングドームエアー ST+の場合、¥20,000程度 | 〇 ※時期やECサイト別で値段に幅があるため注意 |
筆者が実際に使った感想は以下↓
✨魅力・メリット
・コスパが良い
(この価格帯では質がシッカリしている)
・設営が手間でない
・デザイン性(Colemanのロゴがカッコいい)
🤔気になる点
・4.0kgと軽くはない(一応、許容範囲)
・思ったよりは小さい
・有名すぎて、他の人と被る
・カラーが「オリーブ」1色(かつ、好みが分かれるカラー)
カラー展開が少ないのがやや残念😿 …少しだけ重くなりますが、Colemanからはほぼ同じタイプがもう1つ出ています。
「Coleman ツーリングドームエアー ST+」

この子は、先ほどの子と比較し「夏に特化」しているのが特徴。カラーが「ホワイト」で、かつ内部に遮光の工夫が施されています。ただ、その分多少「重さ」「費用」が上乗せになっているので、バランスをみて検討ください🙏
Coleman「インスタントアップドーム S」(¥10,000~11,000)
せっかくなのでColemanからもう1種。見た目の形状は一緒ですが、ワンタッチ式のテントの紹介です↓

| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約4.2kg | △ |
| 室内サイズ | 約210×90×100(cm) | △(1人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 約62×15×15(cm) | △ |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | ワンタッチ(~10分) | ◎ |
| 値段 | ¥10,791 | 〇 |
「ワンタッチ式」の分、「重さ」「室内サイズの狭さ」「収納サイズがやや嵩張る」が犠牲になっていますが、それでもこのお値段であれば許容範囲内だと思います◎
PYKES PEAK (パイクスピーク)(¥7,000~8,000)
Colemanより安価に抑えたい&違うカラーが良い場合はこちら。「PYKES PEAK」は日本・福岡県のブランドなので、その点も安心ですね。

| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約3.0kg | ◎ |
| 室内サイズ | 約210×105×110(cm) | △(1人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 不明 | 〇 ~ ◎ |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | 通常(10~15分) | 〇 |
| 値段 | ¥10,000~11,000 | ◎ |
Coleman比較ですが、インナースペースが狭くなっている分、重さも軽めです(3.0kg)。Amazonレビューを見ると、素材の質が良いという訳ではないようで、その分値段が抑え目なようです。
軽量コンパクトな分、「室内が狭い」「外見の存在感が弱くなる(キャンプ感が薄れる)」といったデメリットはあると思います。気になる方はお気を付けください🙏
FIELDOOR「フィールドキャンプドーム100ライト」(¥9,000)
PYKES PEAKより更に軽量コンパクトなのがこちら(「FIELDOOR」も日本のブランドです)。

| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約1.6kg | ◎ |
| 室内サイズ | 約210×105×110(cm) | △(1人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 約36cm×Φ16cm | ◎ |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | 通常(10~15分) | 〇 |
| 値段 | ¥8,900(Amazon) ¥8,250(楽天市場) | ◎ |
ここまで軽量(1.6kg)だとすごいです。「軽量な分、強風時に不安になる」といった声もあるようです。値段は軽量な分、PYKES PEAKより多少高めですが、それでも安い部類に入ります。カラー等も含め検討してみてください🙆
Naturehike(¥10,000~11,000)
もし「軽さ」と「室内の広さ」を求めるならこちら。先ほどの「PYKES PEAK」より価格帯は上がりますが、0.5kg軽く、広さが1.5人分程度まで多少広がります。また、「Naturehike」は中国のブランドのようです。

| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約2.5kg | ◎ |
| 室内サイズ | 約210×140×115(cm) | ◎(2人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 約W47×D15×H15(cm) | 〇 |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | 通常(10~15分) | 〇 |
| 値段 | ¥10,000~11,000 | 〇 |
レビューもいろいろ見ましたが、現時点では大きな問題は無さそうです。ただし、中華製ということで避けている方も多いようで、そこが気になるかどうかだと思います。
OneTigris スーパーシェルター 超軽量 BLACK ORCA 2.0 アップグレード版(¥13,000台)
パップテントだとこちら。2025/11/8時点では、Amazonが一番安そうでした。

| 項目 | 仕様 | 相対評価 |
|---|---|---|
| 重さ | 約1.6kg | ◎ |
| 室内サイズ | 約210×125×115(cm) | 〇(1人分程度の広さ) |
| 収納サイズ | 約40cm×Φ20cm | 〇 |
| 前室(キャノピー) | あり | 〇 |
| 設営 | ややかかる(15分~) | △ |
| 値段 | ¥10,500~13,500 ※楽天市場だと¥16,000~と多少高額目です | 〇 |
パップテントということもあり、ミリタリー調の武骨さが良いですよね。ですが、タープを張る感覚に近く、他のテントタイプと比べると設営時間が少し+αされるので、その点が許容できれば大丈夫だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「ソロツーキャン」「リーズナブル」という条件で選定してみました。
リーズナブルではあると思いますが、安い買い物ではないためメリデメを納得して購入してください!より納得度を高めるには、一度アウトドア用品店を訪れてみることをおすすめします!
~以上~


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